レーザー治療

炭酸ガスレーザーはホクロの周囲に局所麻酔をした後、くりぬくようにとります。1週間くらいでガーゼは取れ、その後テーピングを行います。受診当日でも治療可能ですが、小さなガーゼをする必要があります。しばらく赤みがあるので肥厚性瘢痕予防のために肌色のテープを貼ります。

炭酸ガスレーザーによるホクロの治療

術後のケア

レーザー治療は、魔法の方法ではありませんので照射後すぐに消えてなくなるわけではありません。施術後のケアが非常に大事ですが、適切なケアで5分もかからずに長年の悩みだったあなたのホクロがきれいになくなります。その注意点をきちんとお話させていただき、ご納得していただいた上で治療をさせていただきます。

炭酸ガスレーザーによる色素性母斑(ホクロ)の治療

ご自宅でのケア

施術当日から洗顔可能です。ご自身で小さなガーゼを取り、よく泡立てた洗顔料で創部を洗ってください。軟膏とガーゼをお渡しいたしますので、綿棒等で患部に塗っていただきガーゼを適当な大きさに切って、肌色のテープを張っていただきます。浸出液が出なくなるのに1週間ほどかかりますのでその間はガーゼが必要です。その後は肌色のテープのみ貼って頂き、盛り上がってきたりする現象や紫外線を防ぎます。経過を見させていただいて、必要があれば瘢痕予防の内服薬を飲んでいただくこともあります。

6ヵ月後のケア

レーザーの場合必要以上に正常皮膚を取らないようにするため、時に再発することがあります。6ヶ月経過し、赤くなっていた皮膚が肌色に落ち着いてきてから、小さな黒い点が残ることがあります。途中経過では色素沈着が強く出る方の場合わかりにくいことがあるため肌色になるまで待ちます。その場合施術から6ヵ月後に無料で残ったホクロの細胞をレーザー治療させていただきます。(ただし1年以内を保障期間といたします。)